光視症

光視症とは、目に光が当たっていないのに、視野の中心や端に光が飛んでいるように見え、チカチカキラキラした光を感じるといった症状が起こります。これは硝子体の収縮により網膜が刺激を受けて起こるもので光視症と呼びます。

光視症の原因

光視症は、飛蚊症と同様、「網膜剥離」などでも起こりますが、主に加齢による「後部硝子体剥離」を発症する際に起こります。
網膜と硝子体の間に強い癒着があると、その部位はすぐに剥がれず、目を動かすたびに硝子体が揺れて網膜が引っ張られ、このときに網膜が刺激されるため実際にはない光を感じてしまうのです。網膜と硝子体の癒着がなくなれば光は見えなくなりますが、癒着が長く残った場合は光視症が数週間から数年間持続することもあります。

また脳の血管の病気や、過労や睡眠不足などが原因で光視症が起こることもあります。
よく頭をぶつけたときなどに『目から火花が出て、パッと目の前が明るくなった』といいます。これは頭をぶつけたときの衝撃が網膜の視細胞を刺激し、光として感じてしまうために起こり、これも光視症のひとつといえます。

光視症だからといって必ずしも「網膜剥離」や、「網膜裂孔」の前兆としての症状だと断定はできませんが、飛蚊症と同様、光視症と思われるような症状が出た場合、深刻な眼病に進行させないためにも、早めに専門医の診察を受けましょう。

PATETOP

光視症の眼底検査

まず視力検査や眼底検査を行います。眼底検査とは、散瞳薬を使って瞳孔を広げてから検眼鏡で瞳孔から眼球の奥の網膜の状態を調べます。
このときに目薬で瞳孔を開くため、まぶしさを感じる、近くが見えづらい等の状態が約3~6時間続きますが自然に元に戻ります。

光視症の治療方法

眼底検査の結果、生理的な光視症が疑われた場合は定期的に眼底検査を行い経過を観察します。しかし、「網膜裂孔」や「網膜剥離」などが認められれば、すぐに手術をします。
ここで、最も大切なのは早期に重大な眼病の前兆を発見することです。
もし、日常でチカチカキラキラした光などを感じることがあれば、眼科医師のチェックをできるだけ早めに受けるようにしてください。

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