子育てしながら看護師として復職するには

子育てしながら看護師として復職したい場合、準備をしっかり行っておくことが大切です。例えば、子供がまだ未就学児であった場合、保育園や幼稚園がいつ預かってもらえるのか、延長保育は何時まで利用できるのか事前に調べておく必要があります。幼稚園の場合は、休園日を設定している日や、午前保育のみの日も多いため、あらかじめ年間を通して確認しておくことが欠かせないでしょう。子供が小学生の場合は、学童など、放課後にあずかってもらえるサービスについて同様の確認が必要です。

また、病気の場合に預けられる病児保育への登録や、病気や急なお迎えなど緊急の場合に、夫や祖父母などの援助が受けられるかなどの確認や話し合いは、必ず行っておくべきです。職場で子育てに対する理解が得られる場合でも、やはり思わぬトラブルが続く場合もあるからです。

家庭で行う育児や家事に対して、できるだけ簡略化や分担を行うための準備も大切です。家で過ごす時間が減るため、食器洗乾燥機やお掃除ロボットなど、便利な電化製品を投入したり、夫婦で分担したりするなどしておかなければ、生活が回っていかないからです。時には家事代行サービスを利用するなどし、無理なく両立をしていけるための対策を講じておくことが大切といえます。また、登園準備や食事の世話など、たくさんの項目を、限られた時間内で行わなければならないため、時間に余裕を持った行動と、家族内での協力が欠かせません。タスクを書き出して見える化し、分担していくという方法をとってみても良いでしょう。こちらのサイト<主婦看護師の復職レッスン>に子育てなどでブランクのある看護師に役立つ情報がたくさん載っているので、復職の際によく読んでおくことをおすすめします。